東大二次試験(2月25日?)まで

あと

不合格体験記⑨ 東大受験本番の出来事

 東大二次から一昨日で半年が経ったということで、今回は東大二次試験本番の日を振り返りたいと思います。

 

 

 

眠れなかった前夜

 誰でも大事な日の前は緊張すると思いますが、私も例外ではありませんでした。必死に寝ようとしても、全身が落ち着かず熱い感じがありました。

 なんとか寝られそうになったときには、親に激しいくしゃみをされたり、光を浴びせられたりして目が覚めてしまいました。

 普段ならそのようなことがあっても仕切り直して寝られますが、焦りや腹立たしさで、時間が経つほど寝られなくなり、結局寝られたのは2時半くらいになってしまいました。

緊張だけでなく、力をセーブし過ぎたことも寝られなかった原因だったと思います。前日はランニングを普段の半分にするなどして、夜になっても体が元気でした。

 適度に疲れていた方が寝やすいですし、緊張の元になるので特別なことはせずに(就寝時間以外は)普段通りに過ごすべきだったかなと思います。

受験当日

東大に到着

 東大には入試当日に初めて行ったので、駅から大学までの道のりをわかっていませんでした。

 地図の確認を面倒くさがって集団の列についていったら、かなり遠回りしてしまいました。周りに流されてはいけませんでした。

 紆余曲折はありましたが、時間に余裕をもって試験会場に着くことができました。

自分が受験した場所はトイレが少なかったので、試験前に長蛇の列ができていました。もし安全にいきたいなら、最寄り駅で済ませておいた方がいいかもしれません。

 

試験本番

 問題配布から答案回収までの段取りはほとんど模試と変わらない感じでしたが、答案回収が終わった後、15分ほど待つ時間がありました。

 そこで前の教科のことを多く考えていましたが、切り替えて次の教科の準備を心の中でするべきでした。

 1日目の試験は国語と数学でした。私は数学で思うような結果を残せなかったので、1日目終了時点で厳しいかなとは思っていました。

 2日目は理科と英語でしたが、最も焦ったのは、最後の英語のリスニングでした。

 理科Ⅰ類が受ける法文1、2号館はリスニングが聞きにくいことで有名らしいですが、私の受験した別の場所でも想像より聞きにくかったです。

 言葉で表現しづらいですが、音声が響きすぎて所々発音がかき消されてしまう感じでした。リスニングで30点取ることはあまり想定しないほうがいいかもしれません。

 

東大への道中でもらったティッシュ(受験当日に撮った写真があればよかったのですが、、、)

 

試験を終えて

受験本番での反省は、完璧を求めすぎてしまったことです。

 前日に寝られなかったり会場まで遠回りしたりして、嫌な気持ちを試験まで引きずってしまいました。少し上手くいかないことがあっても切り換える心構えが必要だったと思います。

リスニングも全文正確に聞き取る必要はないので、少し聞き取れなくても焦らず落ち着くべきでした。

 後々知りましたが、前日に寝られなくても横になっていればある程度疲れはとれているそうです。もし寝られなかったとしても、不安にならずに入試に臨んで大丈夫だと思います。

もう一つの反省は、2日目の教科の教材を持って行き忘れたことです。

 自分は自宅から受験会場まで行ったので、帰りにその長い時間を有効活用できなかったのはもったいなかったです。スマホで化学のまとめサイトなどを見ていましたが、やはり自分が使い慣れた教材(単語帳など)の復習をしたかったです。

 

 

 今回は以上です。お読みいただきありがとうございました。

 

 2次試験の実際の点数はこちらからご覧いただけます。

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