共通テストが迫っていますが、私がこの時期共通テスト対策の総仕上げとして取り組んだのが共通テスト予想問題パックです。
今回は私が取り組んだZ会と駿台の予想問題パックについて振り返るとともに、共通テストに向け結果をどう捉えるべきかについて私の見解を述べさせて頂きます。
共通テスト予想問題パックは、全教科1回分の共通テスト模試で、河合塾、駿台、Z会の3社が出しています。
それぞれピンク色、青色、緑色をしているので、以降は駿台のを青パック、Z会のを緑パックと呼ぶことにします。
青パック、緑パックの難易度と質
2023年度版についてですが、それぞれの感想から入ります。
どちらも全体的にやや難しかったです。共通テストに非常に似た内容で、質が高かったです。解答解説も親切でした。
緑パックの現代文の評論は本番と似たテーマを扱っていたので、本番解きやすくなるという幸運もありました。今年も当たることは中々無いと思いますが、それだけ精度の高い問題作りをしていることを示す例だと思います。
このような理由から、買おうか悩んでいる方には青パック、緑パックどちらもオススメです。
私は共通テストにも不安があったので、上振れや下振れを判断するためにも2つ取り組んで結果的にはよかったです。
共通テストは問題ないという方は、最終チェックしたい場合にどちらかに取り組めば大丈夫だと思います。
青パック、緑パックに取り組む時期
私は年末(12/30くらい)に緑パックを、共通テスト1週間前に青パックを解きました。青と緑の順番に意味は無いですが、取り組む時期としては適切だったと考えています。
知識漏れを補完することも大事ですが、最も力を入れたのは、できるだけ効率が良く見落としが少ない解き方を確立することでした。
本番でパニックにならないように、様々な場面での対処法をあらかじめ決めておくといいと思います。(数学で解答が合わない場合→問題文の読み間違えを確認、計算は正しいか確認、一回で気づけなかったら一回飛ばす 等)。
結果の捉え方
このパック模試で本番の目標点が取れた方は、もう自信を持って本番に臨んで頂ければ大丈夫です。目標点より少し低いという方も、難易度を考えればそこまで心配する必要はないと思います。
目標点に大きく届かなかったという方も、そこからの対策で点数を大幅に押し上げられる可能性は十分に高いです。
私は青パックも緑パックも670点前後でしたが、ケアレスミスや無駄な時間ロスを無くせるよう分析、対策をして本番で763点取ることができました。
勿体ないミスを全て無くせた訳ではありませんでしたが、それでも1教科大きく落とすことが無かったのは対策の効果だったと思います。
当時のノート 4行目などがケアレスミス対策です
国語の共通テスト対策についてはこちらでまとめました。
共通テスト国語 短時間で点数を上げるテクニックを紹介【2024年度】 - 東大受験記録室
まとめ
もちろん、難易度などの違いからパック模試と本番の点数を単純に比較することはできませんが、受験生の方にはもし結果が芳しくなくても最後まで点数は最大化できると思ってもらいたいなと思います。
ただし、共テ対策に注力しすぎて二次試験の勉強を怠ってしまったことは自分の不合格の原因だと思っています。
共通テスト対策で基礎を強固にすることはもちろん二次試験にも活きると思いますが、数学に関しては共通テストと二次試験で求められるものが大きく違うので、少なくとも数学の二次試験対策はコツコツ続けるべきだったと思っています。
編集後記
緑パック、青パックは二次試験後にやけになって捨ててしまったので(当時サイトを作ろうなど考えていなかった)、覚えている限りで書かざるを得ませんでした。
緑パックはかなりキツキツに詰められていて、構造的に一度出したら二度と収納し直せないですよね....